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2018.09.04

【シビルウェブコラム】「高齢社会」から「超高齢社会」へ

高齢化と人手不足、これは労災が発生する現場のみならず日本全体が抱えている課題です。人口減少はとまらず、このままではこれからの50年間で約4000万人減少すると言われています。これは今の人口の約3分の1に相当する人口です。50年後には日本の人口は3分の2程度になってしまうということです。

現在の私たちの労働現場において人手にも時間にも余裕がある、という組織はあるでしょうか。すでに現時点でも高齢化と人手不足はすすんでおり、労災増加の一因となっているような現状です。ここからさらに人が減ってしまう。その内訳も、若手が減り高齢者が増える。これから先2065年までに15歳未満の年少人口は約700万人減ります。その一方、65歳以上の老年人口は6万人ほどしか減少しません。同じ50年間で65歳未満の人口は4割減少するが65歳以上は1%しか減らない。日本は人口減少だけでなく、高齢化から超高齢化社会という課題も併行して抱えている状況なのです。

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